勉強する前に大事な事を話しておこう。 HOMEにも書いたが正しい努力についてである。 *これはあくまで 私が 考える正しい努力である。 絶対なる保証は出来ないが納得できるなら実践してほしい。 わかると出来るは別物である。これをよく理解してほしい。 レベルが低いとこの2つは =(同じ) となる。 すこしレベルが上がると ≓(だいたい同じ) となる。 さらにレベルが高くなると ≄(違う物) となる。 具体例を挙げよう。 レベルが低い例 右足を出して左足を出すと歩ける(あたりまえ体操) これについてはわかるし、出来る レベルを少し上げようか。 ボーリングの玉をもって、まっすぐ投げて真ん中のピンにあてる。 これはどうだろうか?ボーリングをしたことがある人はわかるだろうが 頭で理解していてもまっすぐ行かないパターンも時々ないだろうか? もっとレベルを上げようか。 ダーツで真っ直ぐ綺麗に投げたら、真ん中(プル←赤いやつ)に当たる。 これに関しては想像の通り不可能に近いだろう。ゲーセンに行ってやってみるといい。 おもしろいぐらい当たらない。 さて、勉強に話を戻そうか 簡単な計算問題はわかると出来るはほぼイコールである。 複雑な因数分解はわかると出来るは少し違う。 複雑な積分問題はわかると出来るは全く違う。 少しは私が言ってることがわかってきただろうか? 正直に言う。私はこの事について、大学院試験の時に初めて気づいた。 だから君たちに知ってほしい。 わかる と 出来る は 全く違う 今までの勉強方法を思い出してほしい。 問題が解けなかったら、すぐ模範解答を見て一回読んでわかったら、出来たものとしていないだろうか?一回訳せた英文をマスターしたものとして扱ってないだろうか? 難問の模範解答を理解して頭がよくなった気持ちになってないだろうか? 正直に言う。私は基礎も出来てないのに難問を解きまくって頭がよくなったと勘違いする馬鹿だった。答案を暗記して、次の日、その問題を解いて 私「東大の問題解けたわwww東大も馬鹿ばっかだわwww」 馬鹿なのは私です。3ヶ月後には忘れてます。 考えてみれば難問を10問理解するより、基礎問題を100問出来るほうが何百倍も自分の為になった。これは実体験である。 最後にまとめようか わかる と 出来る は 全く違う。 難問を理解するぐらいなら基礎問を出来るようになろう。 つまり、難問を10問解くぐらいなら基礎問を100問解こう。 つまり、出来る問題を一問でも多く増やそう。 これはすごく大切なことである。頭にたたき込んで忘れないでほしい。 難問を理解したい気持ちはわかる。一時的に頭がよくなったきがするから。 しかしそれは一時的なものであり、大学受験には毛ほども役に立たない。 基礎問を何回もするのはダサく見えるかもしれない。 しかしその努力こそが君の夢を叶えるキーカードになる。 頼むから、私みたいに間違った努力を重ねないでいただきたい。 君は俺とは違って優秀なんだから。