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  • 執筆者の写真ガリレオ Dr.

物理(2)(距離)


加速度については慣れただろうか さて、ここで学んでほしい事は2つ 1. x= 1/2at^2 + v0t を導けるようになる 2. v^2−v0^2=2axを覚える ここも一気にやっていこうと思うが、ここが終われば、大きな一区切りがつくので、ここを何回も読んで、できるようになって欲しい。 まず、加速度0の玉が一定の速度vで4t秒間走ってる。進んだ距離(x)をもとめよ。 第0回でやったので、答えがわからない人は第0回を見よう! 答え x=v×4t ここまでは、いいだろう 次に表を書く。 速度 v v v v 時間 t 2t 3t 4t 次にグラフを書こうか

ここで囲まれた面積を求めてみよう 長方形の面積は v(縦)×4t(横)だから 面積は v×4t

なんという事だろう!面積を求めただけなのに、距離と同じではないだろうか。 この事から 速度と時間(v-tグラフという)のグラフの面積は距離とみなしていいのだ。 さぁ、加速度について、考えよう 物体が加速していくよ! 加速度aの玉が初速v0でt秒間加速した。 この時、進んだ距離(x)を求めよ。 まず速度v(t)を求めようか 第1回でやったので、丸覚えをしている人は、ぜひ見て欲しい v(t)= at + v0 さて表を書こうか 速度 v0 at + v0 時間 0 t 速度は時間によって変化するので、時間が0、tの時について考えよう。 グラフがピンとこない人は y= ax + b のグラフと言ったらどうだろうか

さて、このグラフの面積を求めようか。 首を90度傾けて台形として処理しよう。 台形の面積の求め方は

(上底(v0)+下底(at+v0))×高さ(t)÷2 である。計算してみよう。 1/2 at^2 + v0t になっただろうか これを距離として良いので x = 1/2 at^2 + v0t と求める事ができる。 ここまでくればもう簡単だ。 第1回より v = at + v0                       この2式から

v^2−v0^2= 2ax と求める事ができる。 この単元は丸覚えをしている人がすごく多い。しかし少し捻られたら丸覚えは撃沈してしまう。なので、なるべく理解してから覚えて欲しい。忘れたらすぐ導けるようになって欲しい。 練習問題 1.加速度0の玉が一定の速度vで4t秒間進んでいる。進んだ距離(x)を求めよ。 2.加速度aの玉が初速v0でt秒間加速した。この時、進んだ距離(x)を求めよ。 3.v^2−v0^2= 2ax を導け。 Point 1.x= 1/2at^2 + v0t を導けるようになる 2.v^2−v0^2=2axを覚える


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