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執筆者の写真ガリレオ Dr.

3Dプリンターレビュー(ALUNAR-M518)


3Dプリンターレビュー(ALUNAR-M518)

買ってからずいぶん経ちましたが、誰かの役に立てばと思いレビューします。

用意した方がいいもの

・本体(ALUNAR-M518)

(https://www.amazon.co.jp/dp/B074KVZMQW/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_EpQCCbSXPNRK8 )

・ドライバー等

・100mm のM3のマスキングテープ

(https://www.amazon.co.jp/dp/B01AT4O0MU/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_1qQCCbJK1BS0W)

・3M 3Dプリンタープラットフォームシート(たぶんいらない)

(図1) 到着した荷物を開けてまず初めに撮った写真

まず、あけるとこんな感じ。

(図2) とりあえずビニールをとって、一通り並べた写真

こんな感じで重要な所は大体プラスチックで出来ています。

(図3) 図2の一番左に入っていたUSBの中身

中にUSBが入っているので、再生するとこんな感じです。このInstallation Instructionの中に組み立ての動画が入っているのでそれを参考に組み立てていきます。

(図4)動画のネジ説明と実際のネジの名前を比較

(図5)動画を見ながら組み立てている途中の写真

順調に組み立てていますが、初めの土台をくみ上げるとき注意してください(図4中央に立っているやつ)。これには裏表があり私は気づかずに最後まで組み立ててしまい、最後ディスプレイの本体への装着を諦めました。

恐らく組み立て自体は、3,4時間(すいません忘れましたが、そんなにかからなかったかと)ぐらいで終わると思います。初めて電源を移動させたところz軸が上手く動きませんでした。これはノズル等を支えている白いプラスチックの金属のネジの締めを緩くすることにより動くようになりました(https://korintje.com/blog/2017/10/01/2017-10-01-010151/ 様参照)。

USBに入っているCuraを起動させます。(英語で最新版をダウンロードするか聞かれるので初めはNOでいいと思います。)あとは大体スタートガイドの通りにやればいいと思います。

(図6).stlを読み込んだCuraのUI

ガイドの通りに.gcodeファイルを作成します。

次に、RepetierHostを起動させます。問題は3Dプリンター本体とPCとの接続です。最近のPCだと大丈夫かと思いますが、私の古いPCではドライバーが入っておらず、そこで苦戦しました。

こちら様の記事(https://blog.osakana.net/archives/7355)を参考にさせて頂きました。

(exeファイル)

http://www.wch.cn/download/CH341SER_EXE.html

(zipファイル)

http://www.wch.cn/download/CH341SER_ZIP.html

のドライバーをインストールすれば、私は本体と接続する事が出来ました。

デバイスマネージャーを開いてUSBのPortを確認します。(各PCによって違うので注意)

後はガイドに沿えばいけると思います。

次に問題のアライメント(水平度合い)です。

私がオススメするのは、M3のマスキングテープを土台一面にひきます。次に原点に復帰させて、一旦電源を落とします。すると、ノズル部分が自由に動くようになるので、ただの紙を持ってきます。そして、土台の4角において紙とノズルをぎりぎり抵抗を感じる(ほんの少しざらざらするぐらい)に下のバネをセットします。それが終われば、土台全体にスティックのりを塗ります(http://diytool.biz/blog/3d-printer-3m-masking-tape/ 様参考)。

これが今のところ私が考えるベストの解です。

初めは何もひかずにやっていたので、ひっつきませんでした(当たり前)。

(図7)印刷中の2016

このようにして印刷しています。図7では冷却ファンのところがひっついているのに気づかずにやっています。また上記の方法ではありません。

また、これは不確定なのですが外気の温度が非常に影響を及ぼすと感じています。外気の温度が低いと、溶かしたプラスチックが収縮し、歪み、最後はノズル部分で歪んだ部分を溶かし大変な感じになりました。そのため現在はアクリル板で囲む等してなるべく外気の影響を受けないような試みはしています。

また、たびたびThermal runawa(熱暴走)によるエラーで止まる事があります。これは恐らく冷却ファンでノズルを冷やしすぎる事により、エラーが起きるものだと考えております。対策としては、ファンの100%から50%に下げるまたは、図5の黄色いファンの延長を付けないで動かしています(危ない?)。

(図8)印刷された2016

図8は印刷された2016です。正直感動しました。素人でもこのようなものが作れる時代が来たと思いました。

(図9)Fusion360で制作したスマホスタンドを印刷

最後に、自作したもの(教科書に沿って作ったもの)を上げてレビューを終わりにします。色々問題はありますが、素人が3DCADで設計し、印刷できる様な時代が来たと思います。図9を見ての通り、何も問題もありません。商品としては文句なしの星5であります。

こういうものを2万円行かない価格で手に入る時代です。電子基板とラズベリーパイと組み合わせれば個人で想像できるものは何でも作れる素晴らしい時代になったと思います。

本当にいい買い物をしたと思います。ありがとうございました。

いつかFusion360と3Dプリンターを組み合わせた記事をあげられたらなと思います。

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