この記事は入試直前の君に送ろう。
今この記事を書いているのは、入試前日を控えた私です。
今なら、君たちの気持ちがよく分かるだろうから、この記事を書こうと思った。
不安だよな。
特に18歳の入試のときは、本当に不安に押しつぶされそうで、何回も吐きそうになったのをよく覚えている。
それは、なぜか。
その時私は本気で明日人生が決まると本当に信じていた。
入試がうまく行かなかったら、人生は終わりだと。
もう、輝かしい人生は待っていない。
私は、本気でそう思っていた。
だから、何回も吐きそうになったし、自分を鼓舞するように、恥ずかしいポエムを書いて、読んで、挙句の果てには、友達に送ったりしていた。
それはいいとして、
今の私はそうではない。別に吐き気なんてない。
それは、なぜか。
知ってしまったのだ。現実を。
別に大学に落ちたからといって、死なないし、ましてや、自分の人生なんて決まらない。
偏差値の低い大学からでも一流企業に決まる人はいくらでもいるし、ましてや、学振(日本でトップクラスの選ばれし院生)をとっている人だっている。
大学で人生なんて決まらないし、ましてや
人生の終わりなんて迎えるわけもない。
安心してほしい。
別に君がどんな大学に行くかなんてことより、
その大学で何をするかって事が比べ物にならないぐらい大事だってことを。
何をすればいいか。それはまた別の記事で語ろうか。
模試ぐらいの感覚で受けてもらってかまわない。
俺は現に定期テストを受けるぐらいの感覚で明日受けようと思う。
今まで学んだ事を書き出すだけである。
それがどんな結果であれ、君の人生には、たいした影響はあたえない。
大学受験を失敗した私が言うのだから、間違いない。
さぁ最後に私の意見をまとめようか。
・大学受験では人生はきまらない。
・受かる事よりもそこで何をする事のほうが大切。
・心配するな。受かっていようが落ちようが、君の人生には大した影響を与えない。
とは言っても入試は入試だ。
緊張もするし、不安になるだろう。
しかし、必要以上に心配する必要はない。
失敗しようが、成功しようが、ほとんど変わらないのだから。
ついでに言うと、もう決着はついている。
勝つべき人は、勝つべくして勝つ。
負けるべき人は、負けるべくして負けるのだ。
もう何を考えたって意味を持たない。
さぁ、進もう。
君がするべきことは、
後先考えずに突っ込む事
ただ、それだけだ。
心配すんな、君ならやれる。