エネルギーの話をしようか
ここで理解して欲しい事は
Point
エネルギー保存則について理解できる。
エネルギー保存則を使える
エネルギー保存則について話そうか。
この法則は、最初のエネルギーは無くならずに、分配されるという法則である。
ここで少し、具体例をあげようか。
いきなりだが、私が本気で机をぶったたくとする。
そしたら、バンっと大きい音がなって、少し摩擦で机が暖かくなり、机が振動するだろう。
これを数式で表すと
机をぶっ叩くエネルギー = 音エネルギー + 摩擦エネルギー + 振動エネルギー
となる。どうだろう。少しは言いたいことは伝わっただろうか。
ちなみにこんな問題は出ないので、具体的に問題で使うエネルギーをまとめたので、第五回の表と同様な感じで扱って欲しい。
位置エネルギーについては、基準をどこに取るかによって変わってくるが、基本的には地面にとる。正直何言っているかわからないだろうが、私も最初はもそうだったので、今は地面からの高さで覚えてもらっても、構わない。
それでは、問題をだして、終わろうか
地面からh離れていて、静止している物体(質量m)がある。この物体を落下させたとき、
地面すれすれの速度を求めよ。
さぁ解いていこうか!
まず、エネルギー保存則を使う。
最初のエネルギー = 最後のエネルギー
である。
最初は、静止しているので、運動エネルギーは0であり、高さhなので、位置エネルギーはmgh。
次に、地面すれすれの速度をvとすると、
地面付近では、運動エネルギーは、1/2*mv^2、位置エネルギーは0(←これが最後のエネルギー)
よって、上の式に代入すると
mgh = 1/2*mv^2
これをv= して、終わり
v=√(2gh)
である。どうだろう。いきなりは難しいかったかもしれないが
最初のエネルギー = 最後のエネルギー
これをちゃんと考えれば理解出来るはずだ。
ちなみに、今回は位置エネルギーと運動エネルギーしか考えなかったが、難しい問題になると
摩擦エネルギーが入ってきたり、バネエネルギーが入ってきたりする。
Point
エネルギー保存則について理解できる。
エネルギー保存則を使える
問題
地面からh離れていて、静止している物体(質量m)がある。この物体を落下させたとき、
地面すれすれの速度を求めよ。